イーシャ・ラーナー女史との対談

イーシャ・ラーナー女史とfairybellにて

イーシャ・ラーナー女史とfairybellにて

2013年秋に、イーシャ・ラーナー女史とfairybell 小森千津子が対談させていただきました。

インナーチャイルドカードは、1993年に出版され、徐々に世界各国に拡まり、2010年に日本語版として翻訳、発売されました。

インナーチャイルドカードが誕生してから約20年が経過し、時代や社会情勢が変化進化しています。

インナーチャイルドカードの持つ癒しや役割について、人の持つ自然治癒力やホリスティックな観点の中でのインナーチャイルドカードの位置づけについて対談させていただきました。

イーシャ・ラーナー女史と共に語りあい、私たちfairybellが今後大切に伝えていきたい思いや考えを聞いていただき、理解しあい、共感し、方向性の確認ができたことで、とても励ましを得ました。

イーシャ・ラーナー女史との対談が、fairybellの再生に向けての基本的な根幹となりましたので、皆様とシェアし、今後も学びあいたいと願っています。

インナーチャイルドカードが出版されてから約20年が経過し、イーシャ・ラーナー女史のインナーチャイルドカードについての思いや考えの変化について

何事をやるにしても、先を見越してやるということがあります。

1988年から89年にかけて、インナーチャイルドカードを創るという構想を得ました。

現在では、おとぎ話や神話をとおして表現しているものは、インナーチャイルドカードだけではなく映画や本などにみられますが、当時は、おとぎ話と大アルカナカードを一緒にして、インナーチャイルドカードを創っていくということは、道を開いていく先駆者的なことでした。

おとぎ話と神話をとおして、集合的な考え方、集合意識をみることは、とても興味深い仕事でした。

また、人のマインドをオープンにするため、ユングやシュタイナー、ゲーテが提唱した元型、集合意識を参考に取り入れました。

そして、1970年から1980年代より現代の方が、魂の輪をとおして、本当のヒーリングを起こしていく、おとぎ話をとおして魂の癒しをしていく、色々なものをクリアにしていくことが、どんどんと起きているように感じています。

おとぎ話や神話をとおして癒しをしていく動きが、社会的にも広がっているように思います。

現代の人々は、自分自身の中にある傷ついた性質に、より敏感に気づき始めています。

世界が色んな面において、急激に変化し始めている中で、価値観や古い組織的な仕組み、世界的な仕組みが恐れを生み、自分自身の中にある傷に気づき始めているのです。

今の人たちは、自分自身の深い部分に入って、恐れから身を守ったり、自分自身を癒していくようなことをし始めています。

インナーチャイルドカードもその癒しのツールのひとつだと思います。

インナーチャイルドカードが持つ癒しやカードからもたらされる癒しと、人の持つ自然治癒力、ホリスティックセラピー、精神神経免疫学との関連性について

ホリスティックヒーリングの中に、インナーチャイルドカードを組み入れていくのは、とてもよいと思います。

私たちは、時代時代にすばらしく美しいものを持って生まれてきています。

インナーチャイルドカードをとおして、自分の内側にある本質とコンタクトするということはとても美しいことです。

一人ひとりが美しい可能性を持って生まれてきていますが、人間として毎日の生活の中にいると、美しい光が翳ってしまうことがあります。

インナーチャイルドカードは、内側にあるエッセンス、自分の本質を取り戻してくれるようなものだと思います。

私たち人間の人生では、様々な局面を迎えます。

様々な局面を迎える中で、自分自身を幅広く創造していくことが必要です。

その時に、チャクラをみて、自分のブロックが何なのか?を理解したり、インナーチャイルドカードを選んでカードでみたり、フラワーエッセンスなどでチャクラの問題(ブロックしているもの)を、紐解いて、手放して解放していくといったこともできます。

また、インナーチャイルドカードというのは、夢を引き起こすような役割もあります。

白日夢のように、目覚めたまま夢を見るような役割も持っています。

それは、自分の無意識のレベルにアクセスしていくことを可能にしてくれるのです。

そして、インナーチャイルドカードは、今、自分のいる人生においてどの地点にいるか?など、自分の人生の状況を映し出してもくれます。

導いてくれたり、指示してくれたり、新しいやり方を示してくれます。

グリム兄弟や、おとぎ話を集め伝承した女性たちは、物語を集めることは、割れたガラスを集め、ジグソーパズルのように、小さくなったガラスを元の形にはめ込む作業だったと言っています。

喩えて言うと、私たちは、美しい光り輝く存在として生まれてきていますが、生まれてきてから日々の生活の中で、カルマ的なものを経験していくうちに、きれいだったガラスが割れてしまうことがあります。

おとぎ話を集めた人たちのように、割れてしまったガラスをもう一度集め、パズルのように、自分の本質の魂の部分を組み合わせ、戻していくというのが人生の作業です。

インナーチャイルドカードは、おとぎ話を作った人たちやまとめた人たちも含めて、私たちが生まれてこの世でやっていく作業とサークルになっているように感じます。

タロットやインナーチャイルドカードは、私たちに自分の道のりを見せてくれたり、自分がこの地球上でどこに所属しているか、自分の居場所を見つけることを示してくれます。

私たちは、この地球上に、この世の母ではなく聖なる母から切り離されて、体を持って生まれてきたという感覚があります。

この地球上に生まれてきたことで、無条件に永遠の愛で愛されていることや、どこから来たのかなど、色んなことを忘れてしまっています。

タロットの大アルカナカード0番から21番は、人生の色んな局面を表し、色んな局面を迎えるということを含めた旅路を示しています。

おとぎ話というのは、私たちに生まれてきてから死んでいくまでの道のりの中で、カルマや色んなイニシエーションなどがあったり、色んな局面を迎えながら乗り越え、おとぎ話の中では、お城を見つけて、そこに向かって歩んでいく道のりが描かれています。

おとぎ話の教えというのは、私たちの人生の中において、色んな局面を迎えながらも、この世に生まれてきた時に、忘れてしまった本質を思い出したり、どこからやってきたか?本当の愛とはどういうものなのか?ということを思い出す旅路を示してくれます。

物事は一つで成り立っているものではなく、私たちが色んな情報を得れば得るほど、肉体を持った複雑さを感じると思います。

本当はシンプルであり、愛にたどり着くための旅路のツールとして、インナーチャイルドカードを使うことはすばらしいことです。

私たちの人生は複雑で、しかし本当はシンプルです。

最終的には、そのシンプルさにたどり着くことが、できるようになることです。

何事も一つだけで自立していることはなく、色んなツールがあり、たとえば、インナーチャイルドカードとフラワーエッセンスを合わせたり、ヒプノセラピーと合わせてみたり、色んな組み合わせをして、ワークをすることが可能です。

ワークをしていく中で、免疫力を高める、それは体の免疫力だけではなく、心の免疫力を高めていくことに通じると思います。

インナーチャイルドカードを、心と体と魂のバランスをとるために使い、ホリスティックな人間の健康のために広めていくことは、とてもうれしいことで光栄です。

あなたが、人々の愛のチャンネルを開く役割や人間性を高めていく役割を持っている方だと思っています。

あなたがやっているワークやこの世での仕事はすばらしいもので、それにも敬意を表します。

これからインナーチャイルドカードに出会う人たちと、今使っている私たちへのメッセージ

~ インナーチャイルドカードを知らない方たちへ ~

インナーチャイルドカードというのは、伝統的タロットを表しています。

おとぎ話をとおして、子ども時代のイメージを表し、 心のシンプルさを引き出すように創っています。

インナーチャイルドカードは、人生を楽しむため、そして深い癒しのためにこの世に産み出されました。

その目的は、恐れなどをなくして、自分自身の道を力強く意思を持って進んでいくことです。

~ すでにカードと出会っている方へ ~

カードを使って、ヒーリングをするということで、クライアントさんとの架け橋になってほしい。

そのワークをすることによって、自分自身の美しさや愛を見つけてほしいと思います。

美しさや愛は、カードをやるからとか、カードがもたらせてくれるのではなく、あなたがカードを使って人を癒したい、人のために役に立ちたいという意思や意図が、あなたの中にある美しさや愛を引き出し、それがヒーリングとなっていくのです。

対談を終えて

インナーチャイルドカードと出会い、約10年がたとうとしています。

インナーチャイルドカードに出会った直後からカードレッスンを受け、不思議な力があるのを感じていました。

2010年3月に、インナーチャイルドカード日本語版が出版され、イーシャさんが来日し、ワークショップが開催されました。

初めてお会いしたイーシャさんは、一緒にいるだけで、幸せ気分一杯、愛が一杯の方でした。

イーシャさんから改めてインナーチャイルドカードを学ぶことで、私の人生への価値観やものの見方、考え方は大きく変わりました。

インナーチャイルドカードプラクティショナーの公認を取るための課題の中で、22枚がもたらす癒しについて考える機会がありました。

インナーチャイルドカードは、タロットとしての特質、数秘、西洋占星術、錬金術、おとぎ話、神話、ヒーローズジャーニー、魂の学び、シュタイナー、ユング、ゲーテをはじめ、集合意識やアーキタイプ、絵の意識、バッチ博士の哲学などなど・・・、学べば学ぶほど多くの要素が取り入れられ、奥深く、魅力的なものだと実感しています。

そして、これからも、人に癒しをもたらし、生きることに勇気を与えてくれるものだと確信しています。

最後に、イーシャさんのインナーチャイルドカードに寄せる深い思いを理解し、感じ取り、それぞれの学びのステージに合わせて、愛(LOVE)を広めていきましょう。

Love heals all.

お世話になりましたナチュラ様、通訳のかおりさんに感謝いたします。

2014年3月1日 新月の日に

fairybell フェアリーベル 小森 千津子